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年々歳々花相似たり

 毎年この季節になると、サクラの開花に先立ってコブシの花期が来ます。特に今年は、春先に帯状疱疹などというヘンな患いいをしたので、一斉に花開いたのを見ると心が和みます。まさに「年々歳々花相似たり」の境地ですが、実際には第二句の「歳々年々人同じからず」の方に近い心境です。まあ80年上生き延びている身となれば、多少は「同じからざ

る」部面が出て来たとしても致し方のないことかもしれません。

このコブシは本ブログに何回も登場して貰っています。地震の翌年からのことですから、もう20年以上おつきあいしてることになります。こうなると戦友みたいな気持になります。

さて、今後の見通しですが、拙老もそろそろ「桃叟一生の仕事」として締めくくりを付けるべき年齢に差し掛かったという引き締まった気持になってます。これを構想とか執筆プランとか筋道の立った文章で記すには、今はちょっと体力不足なので、今日のところは差し当たりの予定を紹介するに留めさせて下さい。

草思社から2013年に出した単行本『異形の維新史』『不平士族ものがたり』の文庫版が刊行されます。出版は来たる6月、7月の予定です。明治初年代の日本に出現した「理不尽の時代」をもう一度繰り返すであろうポスト平成の日本を占うアクチュアルな企画になると思います。   了