新しいブログで どんなことができるか、いろいろやってます。現ページ(今開いているこのページ)からなら画像も添付ファイルも送信できますが、(画像は『先賢名言集』でテスト済みですし、添付ファイルは下欄に出ています)が、「コメント欄」を通じてはどちらもできないようです。どなたかご存じでしたらお教え下さい。
さて懸案の「囀りに」歌仙の四句目のことですが、投句が4首あり、思わぬコンペになりました。はなはだ僭越ながら桃叟老人、多少トップダウンになりますが勝手に選考させていただきました。年に免じてお許し下さい。公正を期して競作を次に全首掲げます。到着順。
1 滋味深き椀夜の円居に 赤飯
2 つれ求めてや蓑笠の翁 湖愚(愚林改め)
3 カーブのたびに変はる字あざの名 碧村
4『主戦場』には並ぶ老若 熊掌
誰がどう見ても3が入選作することは一目瞭然でしょう。前句の海岸を海岸線に延長して 句景があざやかに開けます。動線を導入したことで決まりです。ついでに落選作にダメを出しておくと、1はおそらく貝に、3は孤独な老翁のイメージに纏綿てんめんしすぎで、発展性に乏しい。4は「老」字が重出しているから論外です。言い過ぎたらゴメンネ。
添付した句順表のしかるべき欄に治定じじょうした句を各自書き加えてゆきましょう。添付ファイルは下欄に出ています)「囀りに」エクセル句順表
そんなわけで「囀りに」歌仙の次の進行は五句目の競吟ということになります。皆さん、奮って御投句下さい。
『野口武彦公式サイト』は連俳――――こりゃ俳諧ではなく徘徊だとワルクチをいう人もいます――――だけではなく、いろんな話題を取り上げます。ご投稿をお寄せ下さい。ワルクチも歓迎です。良質の悪口は文化のメルクマールです。蒙御免。
湖愚 | 2019.06.27 12:28
先生の博識と炯眼、ウィットは、チコちゃんも脱帽。
ご存じなければ、土曜の朝NHKをご覧ください。
さて、付け。
「いつのまに稲穂ゆらめくよひの月」