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「令二冬六吟半歌仙」スタート 昭和昔話集5

さきの「庭玖追善六吟半歌仙」が快調に満尾しましたので、「鉄は熱いうちに打て」という諺 どおり、暇を置かずに次の「令二冬六吟半歌仙」をスタートさせます。名称は令和二年冬期の歌仙興行という意味です。しばらくは 回転の早い、四季順繰り起こしの半歌仙を続けます。

前回とは連衆メンバーが多少入れ替わります。東国の三山子を客に迎え、新人の倉梅子が加わり、桃叟と碧村子は後見に控えます。これで「俳友グループ」の面々が一通り顔を揃えたことになります。

ちょっと心配ですが、まあ始めてみましょう。「俳友グループ」の皆さんには投句が治定し次第、それを記入した「句順表」が届きます。


昭和昔話集6:「焼酎の身分上昇」

年を取るといろいろ新奇なことに出食わすものだが、近年びっくりしたのは焼酎の地位がえらく向上したことである。一昔前まで焼酎は、こういっちゃナンだが、あんまり柄のよい酒ではなかった。ふううの酒席に顔を出さなかった。早い話が、背広を着る人間の飲む酒では なかったのである。明らかに、酒には酒の「身分」があって、焼酎はだいぶ下の方だった。

場所はたいがい縄のれんの赤提灯で、バーやスナックにはまず置かれなかった。昔、「赤旗の歌」の替え歌に、♪民衆の酒ショウチュウは、安くてまわりが速い、 焼き鳥固く 冷えぬ間に、 血潮は顔を染めん」というのがあった。今じゃ誰も歌うまい。拙老などは女子学生がチューハイなどを注文するのに目を剥いたものだが、それも今は昔だ。

前世紀の末から『季刊iichiko』というから文化雑誌が発行されている。聞く所によれば、スポンサーは麦焼酎「いいちこ」を製造する三和酒類株式会社だのこと。サントリーの向こうを張っているのだろうか。久しくアルコールとは縁を切っているが、その間にも文化の重心はゆっくり動いているらしい。

 

 

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