「ひなたあめ」連作
〽日と共に薄らぐものにあらざりき日に日につもる悲しみの嵩かさ
〽今ぞ知るテューレの王の節回し永遠とわに伝ふる愛惜の歌
〽足立たず舌痺るれ ど亡き妻と連れ立ち歩む夢の山河
〽津の国の暮れずの空の明るみは狐の嫁ぐ日向雨 かな
〽子狸は行き暮れわびぬ八衢やちまたの狐はぐれし道の行く手に
〽子狸は道に惑ひぬいつの間に狐の失せし夜の暗きに
〽コダヌキは悔いてぞ泣きぬ知らぬ間に狐死なせし罪の深きに
「ひなたあめ」連作
〽日と共に薄らぐものにあらざりき日に日につもる悲しみの嵩かさ
〽今ぞ知るテューレの王の節回し永遠とわに伝ふる愛惜の歌
〽足立たず舌痺るれ ど亡き妻と連れ立ち歩む夢の山河
〽津の国の暮れずの空の明るみは狐の嫁ぐ日向雨 かな
〽子狸は行き暮れわびぬ八衢やちまたの狐はぐれし道の行く手に
〽子狸は道に惑ひぬいつの間に狐の失せし夜の暗きに
〽コダヌキは悔いてぞ泣きぬ知らぬ間に狐死なせし罪の深きに
こひしくばたづねこよとぞおほせるや
つのひとこふるうたのつきぬは
無礼で僭越かとはぞんじますが、一読者のレスポンスです。