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「芳子を偲ぶ会」ご報告 付 「津の国歌枕」3首

2022/10/18に、時疫のため3年も延び延びになっていた「芳子を偲ぶ会」兼「追悼歌集『うつつの津の国』出版記念会」を開催しました。30人を越える参会者があり、盛況に終わりました。どうも有難うございました。

まず芳子の遺影に好きだった黄バラが献花され、兵庫県知事・芦屋市長・砂子屋書房社長からのメッセージが披露され、ハーヴァード・プリンストンでの友人コルカット暁子さんの手紙が紹介され、挨拶に立った人々は口々に故人生前の思い出を語り、泣き、なつかしんで頂きました。マリンバの演奏もあり、芳子の弟も加わって生前に好きだった曲を連弾(?)しました。

これでわが人生に一区切り付いた感じで、これからは、実際には何年か知らないが、与えられたアディショナルタイムとして無駄なく使ってゆこうと思います。勝ち試合になるとは限らないが、せめてワンゴールぐらいは挙げたいものです。何をするかは目下整理中ですが、追って目標を設定して掲げるつもりです。

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【津の国歌枕】3首――

〽老いぬれば人に淡路の鳴門潟渦巻く潮の底ひ知らずや

〽亡き人を松帆の浦の夕まぐれ面影探す渦潮の涯

〽津の国はトーテムの里来てみれば人待ちわぶるひとり子狐

 

 

 

コメント1件

 山田 栞 | 2022.10.27 17:23

 10月15日(土)を楽しみにしておりましたが、手術後の経過が思わしくなく出席することが出来ませんでした。芳子さんの好きだったお花で遺影を飾りお出迎えしようと思っておりましたが本当に残念でした。
 先生のご活躍を目を細めて芳子さんが見守って下さっていることでしょう。先生もご自身のペースで日々を送られることをお祈りしております。
 
 

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