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宗祇水奉納連句歌仙の紹介 付:トンボ連作3首

11月19日更新。

その後、日本連句協会の事務局と連絡して、同会会報の最新号(#248、令4ー10ー1)に掲載されている宗祇水奉納連句歌仙「白雲」を参考資料としてわがブログに転載することを承認されたので、さっそくご紹介させていただきます(添付ファイル参照)。

なおその際、以下の3点を拝慮するように釘を刺されているので、桃門連社中の皆さんも、どうかご留意下さい:「1.歌仙「白雲」は宗祇水実行委員会による宗祇水神への奉納俳諧であり、2.文芸作品としての評価、批評を想定しているものではない為、これにはなじまない事、3.貴誌以外へのほかの媒体への再転載はご遠慮願いたい事」です。

宗祇水といえば、連歌の大先達飯尾宗祇ゆかりの名所・歌枕として名高く、その名を冠した奉納連句歌仙ですから、斯道の年次モニュメントというべき催事ですから、いわば連句会でも「全国区的」水準をわれらに挙示しているものと言えましょう。さて、桃門連御社中はいかなる感銘を受けられたことでしょうか。桃叟自身は釘を刺されていますから論評は差し控えますが、各位には「さすがに全国区、われらの遠く及ぶところではない」とか、「このくらいなら自分にもいける」とかさまざまな反応があってよいでしょう。ともかく、これが現在の連句第一線です。

皆さんのさらなる御発憤を期待します。

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トンボ連作3首

〽ひそやかに秋のアカネは憩ひをりふとありし日を思ふたまゆら

〽谷川に群れるオハグロ口々にムカシトンボをこのところ見ず

〽天翔るナニハトンボの大目玉映りて青し茅渟の入り海

 

 

 

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